Points Terminalでは主に旅行のための賢いクレジットカードの使い方を紹介していますが、実は管理人の野口剛史は銀行口座を開設して定期的にFree Moneyをもらっています。年間にすると大体$1000ぐらいだと思います。今回は最近開けたPNC Bankの例を参考に、銀行からFree Moneyをもらう方法を紹介していきます。無事にもらえた報告はこちら。
こんな人にお勧め
現金がほしい人。リサーチとセットアップに大体2時間ぐらいかかるので、それをサボらなければ簡単に$100~$500がもらえます。場合によっては、ある程度の現金を口座に入れておいたり、Direct Depositをする必要があるので、現金に余裕がある人や、お給料などのある程度まとまった金額が毎月Direct Depositされる人にはぴったりです。あと、銀行口座はボーナスをもらってからでもある程度の金額を最低でも6ヶ月、できれば1年置いておく必要があるので、普通口座にある程度の現金を入れておいてもいいようにお金を管理していく必要があります。
銀行口座の開設でキャッシュボーナスを手に入れる
お金をもらう方法は簡単で、キャッシュバックがもらえる銀行口座を新しく開いて、キャッシュバックがもらえる条件を指定された期間以内に満たすだけです。それだけでキャッシュバックがもらえます。

アメリカには数多くの銀行があって、常に様々なプロモーションをおこなっています。大手の銀行から名前を聞いたことがないような地方銀行までいろんな銀行が口座開設でキャッシュバックがもらえるキャンペーンをやっています。

しかし、普通に銀行のホームページにいってもこのようなプロモーションのページが目立つところにあるわけではなく、何気なく普通に口座を開設してもキャッシュバックはもらえません。もちろん支店に行って口座を開設してもオンラインでオファーされているものと同じ条件ではありません(オンラインで口座を開設できれば、そもそも支店にわざわざ行く必要はないんですけどね。)

そこで、私は毎月我が家のFinancial Reviewをするときに、銀行口座開設のオファーをDoctor of Creditというサイトで確認しています。このサイトは僕が好きなお得情報を常に配信していて気に入っていますが、中でも、Best Bank Account Bonusesは毎月更新されていて、アメリカで一番いいキャッシュバックがもらえる銀行のリストとその詳細が書かれています。
私は毎月このサイトに来て、我が家のキャッシュフローを確認しつつ、余裕があるときに我が家にとって条件のいいプロモーションを見つけて口座を開設します。今回は11月に口座を開設したPNC Bankの口座を例にDoctor of Creditに書かれている情報を使った賢いキャッシュボーナスのもらい方を説明します。
プロモーションを見つける

まずは自分が確実に達成できそうなプロモーションを探します。銀行口座は頻繁に開けたり閉めたりすると詐欺行為と間違われるらしいので、個人的には2ヶ月に1回とか3ヶ月に1回のペースでプロモーションを活用しています。今年はこのペースで問題なかったので、もうちょっと頻度を上げて年間10オファーぐらいできたらいいなと思います。
キャッシュボーナスがもらえる条件は銀行によって異なりますが、大体の場合、ある程度まとまった金額を口座に入れたり、Direct Depositが必要だったり、デビットカードでの買い物が必要だったりします。Doctor of CreditのBest Bank Account Bonusesページはよくまとまっているので、そこに書かれている情報を見ながらどれがいいかリサーチをします。

リサーチを30分ぐらいしたところで、今回はPNC Bankのプロモーションを活用してみることにしました。気に入った点は、持っているChase Sapphire Reserveのクレジットを$2000タダで現金に換えられてポイントももらえる点です。あとは$5000のDirect Depositの条件はもらえる$300に対して割合が高いと思ったので、低い方の$200のボーナスを狙います。
あとは我が家の金融状況を見ると、9月に開設したSuntrust Bankのプロモーションで無事に$500がもらえ11月から現金に余裕ができたものの、車の購入も検討しているので、あまり多くの現金を銀行から出せなくなるのも困ります。なので、条件がゆるめでかつある程度のキャッシュボーナスがもらえるPNC Bankのプロモーションを選びました。
プロモーションの詳細を確認j
お気に入りのプロモーションが見つかったら、次は確実にキャッシュボーナスをもらえるよう詳細を確認してプランを練ります。

今回は比較的簡単な条件で、銀行口座を開設し、Direct Depositを$2,000して、10回デビットカードを使って買い物をするだけです。Direct Depositと10回の買い物は口座開設時から60日以内におこなう必要があります。
口座開設

このプロモーションでうれしいのがクレジットカードから入金できることです。Doctor of CreditのBest Bank Account Bonusesページには、”Can fund up to $2,000 with a credit card”と書いてあり、そのリンクをクリックすると上記のようにクレジットカードから入金してもCash advanceとして認識されないカードの一覧が紹介されてました。クレジットカードのCash advanceはポイントももらえないし、金利がとてつもなく高いので絶対にやってはいけないことですが、クレジットカードからの入金が通常の支払いとして認識されれば、ポイントももらえるし、クレジットカードのサインアップボーナスを狙っている場合、その使用金額にも加算されるので、とてもいいオプションです。

今回は、リストを確認してすでに私が持っているChase Sapphire Reserveを使って入金した場合、Cash Advanceにはならないというデータポイントが紹介されていたので、口座開設時にChase Sapphire Reserveを使って$2000入金しました。これでクレジットの現金化がタダでできて、Chase URポイントが2000ポイントもらえました。
Direct Depositの準備
私の場合、勤め先の給料の一部をPNCの口座に振り込むよう手続きをします。必要事項を記入して担当者へメールを1つ送ればいいので簡単ですね。会社によっては振込口座の変更には時間がかかる場合もあると思うので、この手続きはなるべく早くしておくことをおすすめします。

また、銀行によっては他銀行からの送金でもDirect Depositとして認識される場合があります。今回のPNC Bankもそのようなケースのようです。PNC Bankのプロモーションのページに書かれているコメントを見るとChase銀行からのACH transferでもDirect Depositの条件を満たすらしいです。すでに勤め先の給料のDirect Depositを変更して$2000がPNCの口座に行くようにしましたが、このACH transferも試しにやってみたいと思います。

この記事を書いている時にACH Transferの手続きをしてみたので、来週無事にPNCに届いてDirect Depositとして認識されたか確認してみます。
デビットカードを使った買い物
今回の条件では、10回デビットカードを使って買い物をする必要があります。でも実際の買い物で使うのはクレジットカードだけなので、正直デビットカードを普段の買い物で10回も使いたくありません。
でもこれには実際に買い物をしなくてもカウントされるようにすることができます。具体的には、AmazonのギフトカードのロードやVenmoで友達(や家族)への支払いをすると、トランズアクションが「買い物」となるので、条件を満たすことができます。

今回はAmazonのギフトカードをロードしました。PNCのデビットカードを使って10回ロードしました。金額はなんでもいいですが、私はいつも$1にしています。

実際にPNC Bankでもトランズアクションを確認してspendとなっているので、5分も経たない間に、10回デビットカードを使って買い物をするという条件をクリアーできました。
キャッシュボーナスの条件はこれで全部クリアー
ながながと説明してきましたが、これでキャッシュボーナスをもらえる条件はすべて満たしたことになります。後はPNCがボーナスの$200を口座に振り込んでくれるのを待つだけです。どうでしかた?簡単ですよね?これで$200もらえるのだからうれしいです。でももう1つ気をつけたいことがあります。
口座の維持費を回避する
銀行口座開設でボーナスをもらうときに気をつけたいのが、口座の維持費です。大体の銀行では口座はすぐに閉められませんし、ボーナスをもらってからすぐに口座を閉めるとブラックリストに載る場合があるので、なるべく1年ぐらいは口座を維持する必要があります。
そうなってくると、気をつけたいのが口座の維持費です。せっかくキャッシュボーナスをもらったのに口座の維持費で結局何も残らなかったでは本末転倒です。なので、キャッシュボーナスを狙う際は、口座をどう維持していくかも事前に考えておく必要があります。
よく使う手は、ボーナスをもらったら口座の種類を変更して維持費を回避できる条件が緩いものに変えることです。そうすることによってDirect Depositをやめたり、まとまった金額を口座に置いておく必要がなくなります。口座の変更は電話で簡単にできるので、必要があったらタイミングをみて変更します。
今回開いたPNCの口座の維持費を回避する条件は$2000の現金を預けておけばいいというものです。特に難しい条件ではないので、とりあえずこのままにしておいて、ボーナスをもらったら、Direct Depositをやめて、残高を$2000にしておきます。現金を移したくなったら口座を変えて残高$500で維持費がかからないアカウントに変更することもできます。
まとめ
銀行口座を新規に作ることで比較的簡単にFree Moneyをもらうことができます。Doctor of Creditという便利なリソースを使うことで、自分にあったプロモーションを探すことができます。今回は、PNC Bankのプロモーションを例にして、私が$200をもらうためのいろいろな手続きを紹介しました。条件はプロモーションによって違いますが、今回の記事は参考にできる内容だと思います。年間を通してやると$1000ぐらいは簡単にもらえるので、ぜひ試してみて下さい。